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牛乳まめちしき

みんなは牛乳のことどれくらい知っているかな?

牛乳ぱっくの話

1.牛乳ぱっくの話 みぎの牛乳パックをみながら、おうちの牛乳パックをみてみよう。牛乳パックには、いろんなことが書いてあるよ。ここには、みんなが毎日飲んでる牛乳のことから、さっきん方法のこと、えいようのこと、いろいろな牛乳のことの3つをしょうかいするよ。

1.牛乳のいろんなさっきん方法

牛乳はみんながおいしく安心して飲めるようにパックにいれる前にさっきんをしています。
さっきんの方法はいろいろあるんだよ。(下の表をみてね)

さっきんは、牛乳を加熱(あつくして)してわるい菌(きん)をやっつけるんだ。温度が高いほどわるい菌(きん)は早く死ぬけど、からだにいい菌(きん)やえいようまでやっつけてしまうんだ。高木牧場では、すこしひくい温度で長くさっきんしてなるべくわるい菌(きん)だけが死ぬ方法でさっきんしています。

殺菌方法(さっきんほうほう) 殺菌温度
(さっきんおんど)
殺菌力
(さっきんりょく)
風味
(ふうみ)
定温保持殺菌方法
(ていおんほじさっきんほうほう)

牛乳の風味(ふうみ)をうしなわないようにわるい菌(きん)だけを殺す方法。
62度~65度
30分間
低い 自然に近い
高温短時間殺菌法
(こうおんたんじかんさっきんほう)

アメリカやヨーロッパなどでは、この温度までがほとんど
高木牛乳はこの方法でさっきんしています。
72度~85度
15秒間
超高温短時間殺菌法
(ちょうこうおんたんじかんさっきんほう)

殺菌力(さっきんりょく)は、定温保持殺菌方法(ていおんほじさっきんほうほう)の1万倍。でも乳酸菌(にゅうさんきん)などからだにいい菌(きん)も殺す。日本の主流。
120度~130度
2~3秒間
超高温滅菌殺菌法
(ちょうこうおんめっきんさっきんほう)

光と空気を通さないアルミ箔張り(はくばり)の紙容器(かみようき)に無菌(むきん)で入っている牛乳。常温(じょうおん)で約60日間保存(ほぞん)できる。
135度~150度
2~4秒間
高い 落ちる

2.牛乳のえいようのこと

3.牛乳のえいようのこと 牛乳には、たくさんのカラダいいえいようがはいってるよ。きみはいくつわかるかな?

カルシウムのはたらき(227mg)
イライラをおさえる、歯(は)や骨(ほね)をじょうぶにする。血(ち)をとめる。しんぞうやきんにくのはたらきをよくする。

そのほかのえいよう
●タンパク質(しつ)(6.8g)=血(ち)や肉(にく)になる、元気のもとになる
●たんすいかぶつ(9.9g)=脳(のう)のエネルギー源(げん)になる、元気のもとになる
●資質(ししつ)(7.8g)=元気のもとになる
●ビタミンA(80g)=病気(びょうき)にかかりにくくする、目をつかれにくくする
●ビタミンB2(0.31mg)=成長をたすける、かみの毛(け)や肌(はだ)を美しくたもつ

3.牛乳のいろいろな仲間(なかま)

牛乳(ぎゅうにゅう)には、いろいろな仲間(なかま)があるよ。でも、牛乳ってよべるのは1種類(しゅるい)だけなんだ。

種類(しゅるい) 成分(せいぶん)
牛乳
(ぎゅうにゅう)
しぼった牛の乳(生乳(せいにゅう))を、かねつ殺菌しただけのもの。
水や、添加物(てんかぶつ)など他のものを混ぜるのは禁止(きんし)です。
部分脱脂乳
(ぶぶんだっしにゅう)
げんりょうの生乳(せいにゅう)から、しぼう分を一部ぬいたもの。
脱脂乳
(だっしにゅう)
げんりょうの生乳(せいにゅう)から、しぼう分をほとんどぬいたもの。
加工乳
(かこうにゅう)
生乳(せいにゅう)にだっしふんにゅうやバター、水などを加えて加工したもの。
飲用乳
(いんようにゅう)
生乳(せいにゅう)ににゅうせいひん以外のものをくわえたもの。